2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧
「卵のふわふわ」 宇江佐真理 講談社文庫 時代小説。まったく私の守備範囲ではなかったのです。宮部みゆきの江戸ものは好きでよく読みますが、それ以外は皆無といっていい。それがなぜ突然読むことになったかといえば、この題名です・・・。卵のふわふわ・・…
おばの葬儀から帰ると、車のトランクから、とうに死んだはずの母が現れる。あなたは幽霊?なぜ、母は「死んでいた」のか。 * * * * * * * *さていよいよ、ペドロ・アルモドバル監督の3部作。第3弾。監督の故郷であるというラ・マンチャが、この映…
ペドロ・アルモドバル監督、3部作の第2弾です。 看護師のベニグノが一人の昏睡状態の女性をとても大事に介護している。そんなところから物語りは始まります。彼は4年も昏睡状態の彼女をマッサージし、髪を整え、自分が外で見聞きした舞台・映画のことなど…
今、ペドロ・アルモドバル監督の「ボルベール<帰郷>」という作品が公開されています。「オール・アバウト・マイ・マザー」と、「トーク・トゥ・ハー」、あわせて3部作といわれています。「ボルベール」は近日中にぜひ見たいと思っておりますが、その前に、…
南フランスはプロヴァンス。ロハスな生活。自作の野菜で作るラタトゥイユはいかが? * * * * * * * *ロンドン金融界の豪腕トレーダーであるマックス。超多忙の中、フランスに住む叔父の訃報で、20数年ぶりにプロヴァンスの地を訪れます。少年時代、…
なんと35年前、1972年月刊少年ジャンプに連載されたちばあきお氏の人気マンガの初の実写映画化。テレビのアニメもよかったですよねえ。私は2年に一度ほど、不用な本の売却処分をします。お気に入りのものは残しておくのですが、この「キャプテン」も「プレイ…
「夜は短し歩けよ乙女」 森見登美彦 角川書店 2007年 本屋大賞2位の作品。超ユニークな登場人物たちと、彼と彼女のファンタスティックなラブストーリー。ファンタスティック???そのような言葉には何か違和感があるけれど、いってみればやはりそうと…
舞台は1995年南アメリカ。悪名高いアパルトヘイトが終焉。その後の処理として、真実和解委員会(TRC)という組織ができた。黒人差別。つい最近まで合法的にそれが行われていたことこそ脅威ですが、その制度がなくなるまでには、その抵抗運動で命を亡…
「シクスティーズの日々~それぞれの定年後~」久田 恵 朝日文庫 なぜか突然現実的なルポルタージュです。定年を迎え、人生の転機を迎えた60代。何を想いどんな生活をしているのでしょうか。朝日新聞の連載コラムをまとめたものだそうです。我が家は地方紙な…
ひっそりとレンタルの棚にありまして、これが私の好きなタイムトラベルものなんで、興味を持って見てみました。 タイムトラベルなので、SFに分類すべきではありますが、このストーリーは、タイムトラベルの謎よりも、人間ドラマが主体に思えるので、「ドラ…
塩なのに、あっま~い?!ラブコメアクション、有川ワールドへようこそ。 * * * * * * * *「塩の街」 有川 浩 メディアワークス おっと、久しぶりにハードカバーですね。お盆とお正月くらいは、たっぷり休暇もとって、リッチに読書しようということ…
いずこも同じか・・・、冒頭のシーンで、うなってしまいましたね。日本でもよくある、主婦が小さな子を連れて公園に出かけて日中を過ごすお定まりのようなもの。その仲間に入れるか入れないかが、結構重要。アメリカも、同じだとは知らなかった・・・。ケイ…
「残虐記」 桐野夏生 新潮社文庫 桐野夏生の柴田錬三郎賞受賞作品。桐野夏生といえば「OUT」がやはり忘れられません。この作品は「OUT]同様、人間の心の奥底、探るべきでない暗い奥底を掘り起こしているようで、なんだか怖い気がする作品です。 10…
なかなか、シビアな物語です。ニコラス・ケイジ演じるこの物語の主人公は、いわゆる、武器の商人。銃砲店というのでなく、国家間の争い、民族間の争いに使う武器・兵器を入手し、売りさばく。死の商人ともいいますね。特に米ソの冷戦終了で、ソ連の膨大な武…
「月蝕島の魔物」 田中芳樹 理論社ミステリYA! ヴィクトリア朝怪奇冒険譚シリーズと銘打ったこの本。田中芳樹は久しぶりです。(これはほんとに第3部まで行くんでしょうね・・・。)舞台設定は、イギリス19世紀、ヴィクトリア朝ということで、なんだか…
「グイン・サーガ115/水神の祭り」 栗本 薫 ハヤカワ文庫 えーと、ここのところ、怒涛の毎日更新なんじゃないですか?えへへ。ちょっと、ストックがだぶついてきたもんで・・・。まあ、夏のスペシャルということで。心配しなくても、そのうち止まります。 さ…
「私が語りはじめた彼は」 三浦しをん 新潮文庫 三浦しをんは最近大変気になる作家です。エッセイが爆発的に面白いし、ちょっと彼女の大好きなコミック系の味のある「白蛇島」なんていう作品もあります。この、「私が語りはじめた彼は」は、それらともまた趣…
17歳。親指を吸うのは不安の現われ???でも本当は、誰もが見えない指を吸いつづけているのかも・・・。 * * * * * * * *この作品の主人公ジャスティンは17歳高校生。でもなぜか、幼児のように親指を吸う癖が抜けない。あせる両親。本人もやめ…
「ダック・コール」 稲見一良 ハヤカワ文庫 この本の後ろ表紙にいわく、「ハード・ボイルドと幻想が交差する異色作品集。”まれに見る美しさを持った小説”と絶賛された第4回山本周五郎賞受賞作。」まったく今までに読んだことのない作者でしたかが、このうた…
マイケル・ベイ×スティーブン・スピルバーグということで超注目作でしたが。見ましたねえ。はあ、見ました・・・。なんか、テンション低いようですが。う~ん、映像は確かにすごかったですよ。車がロボットに変わるところ、CDプレイヤーがロボットに変わる…
「黄色い目の魚」 佐藤多佳子 新潮文庫 初めて読む作家です。 村田みのり、木島悟、二人の交互の視点で物語が語られていきます。一番初めは、小学生の悟が、母が離婚した父と初めて会ったシーン。散々母から、悪口ばかり聞かされていたので、恐る恐る父に連…
レミーのおいしいレストラン。見ました! この日は、ハリポタとあわせてお子様向け2段はしごだったんですー。それはそれは、お疲れ様。いえ、でもねー、どちらも大人でも十分楽しめる出来だったし、字幕版はガキンチョさんがいなくて、結構快適なのです。ど…