つれづれ映画日記・読書日記

日々の映画鑑賞や読書の感想を綴っています

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「永遠のディーバ 君たちに明日はない4」 垣根涼介

才能とは、あきらめない気持ちを持ち続けられること 永遠のディーバ: 君たちに明日はない4 (新潮文庫)垣根 涼介新潮社 * * * * * * * * * * リストラ面接官・村上真介の今度の相手は、 航空会社の勝ち組CA、 楽器メーカーでくすぶる元バンドマン、…

悪の法則

グッサリ心に刺さりすぎ * * * * * * * * * * このポスター、臆面もなく豪華出演陣を強調しておりますが、 しかし、豪華出演陣を目眩ましにした凡作かとおもいきや、 なかなかに鬼気迫る作品なのでした。 ベテラン陣がこれでもかと、私達をストー…

THE ICEMAN 氷の処刑人

もし、夫が殺人者っだったら??? * * * * * * * * * * 実話に基づく・・・というのが信じがたいような話。 1960年代、米ニュージャージー。 妻と二人の娘に囲まれ幸せに過ごすククリンスキー(マイケル・シャノン)は、 周囲から良き夫、良き父…

「時の罠」 辻村深月他

時の不思議さ、果てしなさ 時の罠 (文春文庫)辻村 深月,湊 かなえ,米澤 穂信,万城目 学文藝春秋 * * * * * * * * * * 辻村深月、万城目学、湊かなえ、米澤穂信 ―綺羅、星のごとく輝く人気作家たちによる、"時"をテーマにしたアンソロジー。 小学校…

まほろ駅前狂騒曲

これまでのストーリーは本作のためにあった * * * * * * * * * * おなじみ、多田便利軒の味のある男二人、 多田(瑛太)と行天(松田龍平)のバディムービーです。 原作も十分堪能しましたが、本作の場合、 この主役の二人を見ているだけで楽しく…

鉄くず拾いの物語

斧を振るい車を狩る男 * * * * * * * * * * ロマ民族の女性が体験した実話を、 当人たちが主演したドキュメンタリータッチ (というより、まさにドキュメンタリーというべきか?)の作品。 ボスニア・ヘルツェゴビナに暮らすロマ民族の女性セナダ…

ふしぎな岬の物語

リアルな生活とスピリチュアルのバランスがいい * * * * * * * * * * 吉永小百合さんが主演だけでなく企画にも関わっているということで話題の作品。 実のところ、いかにも「感動作」そうなのは、 チョッピリ天邪鬼な私はつい警戒してしまうのです…

「本屋さんのアンソロジー」 大崎梢ほか

本への愛情は人一倍の皆様方で 本屋さんのアンソロジー (光文社文庫)大崎 梢光文社 * * * * * * * * * * 「本屋さん」をモチーフに、短編を一作書いていただけませんか? 書店をこよなく愛する作家・大崎梢が、 同じくらい書店が好きにちがいない人…

アイム・ソー・エキサイテッド!

男性CA歓迎! * * * * * * * * * * 本作、何も考えずに見ておりまして、 見終えてからペドロ・アルモドバル監督作品と知って、意外な気がしました。 (いや、そもそもレンタルの予約を入れた時点ではわかっていたはずなのですが、 見るときにはす…

ぶどうのなみだ

空知観光協会推奨作品(?) * * * * * * * * * * 北海道空知でオールロケをしたという、 三島有紀子監督・脚本、大泉洋出演ということで 「しあわせのパン」の姉妹作ともいうべき本作。 実のところ、「しあわせのパン」にさほどの思い入れがあっ…

「闇の喇叭」 有栖川有栖

探偵行為が禁止された国で 闇の喇叭 (講談社文庫)有栖川 有栖講談社 * * * * * * * * * * 平世21年の日本。 第二次世界大戦後、ソ連の支配下におかれた北海道は日本から独立。 北のスパイが日本で暗躍しているのは周知の事実だ。 敵は外だけとはか…

キャリー(1976)

本当に怖いのは何か * * * * * * * * * * 本作は2013年にクロエ・グレース・モレッツ主演でリメイクされましたが、 さほど話題にはならなかったようです。 この際、原点の方を見てみました。 多分TVの洋画劇場か何かで見たことはあると思うのです…

イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所

これもまた、「愛おしい時間」 * * * * * * * * * * 高校3年のミア(クロエ・グレース・モレッツ)はチェロ奏者になるため、 ジュリアード音楽大学を目指しています。 優しい両親と弟。 そして、ロックバンドで注目を浴びている彼氏・アダム(ジェ…

「寿フォーエバー」 山本幸久

幸せを演出するお仕事 寿フォーエバー (河出文庫)山本 幸久河出書房新社 * * * * * * * * * * 結婚式場・寿々殿に勤める井倉靖子は 男性経験ほぼゼロの奥手で、 仕事もなんだかうまくいかない全部崖っぷちのアラサー。 なのに他人の幸せのために働…

蜩ノ記

困った・・・(-_-;) * * * * * * * * * * 待ちに待った・・・というべきなのですが、 本作を見る以前に「柘榴坂の仇討」を見て、 少し嫌な予感にとらわれました。 柘榴坂---で描かれていた武士の矜持について、 「ごりっぱ過ぎる」と感じてしまっ…

すべては君に逢えたから

クリスマスに!! * * * * * * * * * * 1914年12月で開業100週年となる東京駅。 その記念として作られた、東京駅近辺にまつわる 恋人たち・家族のオムニバスストーリー。 時は折しもクリスマス。 いわば日本版「ラブ・アクチュアリー」ともいうべ…

アバウト・タイム 愛おしい時間について

タイムトラベルは幸せへの切符ではないけれど * * * * * * * * * * 「ノッティングヒルの恋人」や、「ブリジット・ジョーンズの日記」、 「ラブ・アクチュアリー」、 女心をくすぐるロマンチック・コメディの名手、 リチャード・カーティス監督作…

「マスカレード・イブ」 東野圭吾

マスカレード・ホテルありき マスカレード・イブ (集英社文庫)東野 圭吾集英社 * * * * * * * * * * ホテル・コルテシア大阪で働く山岸尚美は、ある客たちの仮面に気づく。 一方、東京で発生した殺人事件の捜査に当たる新田浩介は、 一人の男に目…

ばしゃ馬さんとビッグマウス

夢はいつ諦めればいいのか * * * * * * * * * * 脚本家を目指す34歳馬渕みち代(麻生久美子)。 学生時代からコンクールに作品を応募し続けていますが、落選ばかり。 シナリオスクールに通いながら、 ストイックに作品作りを生活の中心に据えて頑…

柘榴坂の仇討

良くも悪くも武士の矜持 * * * * * * * * * * 幕末期。 歴史に名高い「桜田門外の変」が発端となります。 彦根藩士・志村金吾(中井貴一)は、 主君井伊直弼(中村吉右衛門)の警護にあたっていました。 しかし雪の降るその日、水戸藩浪士によって…

「名もなき花の 紅雲町珈琲屋こよみ」 吉永南央

15年前に起こったこと 名もなき花の 紅雲町珈琲屋こよみ (文春文庫)吉永 南央文藝春秋 * * * * * * * * * 小蔵屋を営むお草は、新聞記者の萩尾の取材を手伝って以来、 萩尾と、彼のライフワークである民俗学の師匠・勅使河原、 その娘のミナホのこ…

ジャージー・ボーイズ

日本人はきっと気にいる・・・ * * * * * * * * * 60年代、世界的人気を誇った米ポップスグループ、フォー・シーズンズ。 その栄光と挫折の物語です。 えーと、例によって私たちぴょこぴょこコンビが出てきたのは、 クリント・イーストウッド作品だ…

楽園からの旅人

私達が信じられる確かなもの * * * * * * * * * * イタリアのとある町。 取り壊されようとする教会に一人、老司祭が残っています。 今さら外の世界に出て行ってもできることはないし・・・、 あとは命が尽きるまでひっそりと生きよう・・・、 そん…

秋の「そらのガーデン」

また、行ってきました。 札幌の街のど真ん中の空中ガーデン。 以前に訪れた時から約一ヶ月。 さすがに秋を感じます。 この日は、パンとコーヒーを携えて、ここでランチ。 ちょうどお昼時なので、さすがに私一人の貸し切りとはならず、 でも、そこそこの人の…